これまでに、社労士の登録をするまでに40万円ぐらいの費用がかかっています。詳細については、以下に記述します。
金額については、記憶を頼りに現時点での価格を書いているので細かい数字は間違えている思いますが、全体的な傾向については間違い無いと考えています。
1.基本書
2010年の1月に社労士の資格を取ろうと決断し、LECの必修基本書を購入して勉強を始めましたが、初学者には難しい内容でした。2010年度の試験を受けた後に、ほぼ合格が見えてきたので、2011年度の試験対策としてLECの必修基本書を使用しました。
金額 : 6,300円(内訳 : 3,150円×2)
2.通信教育
2010年の2月にユーキャンの社労士講座に申し込みました。LECの必修基本書と比較して初学者向けの配慮がなされていて、2010年度の試験まではユーキャンのテキストを使って勉強しました。
金額 : 78,000円
3.択一式過去問集
ユーキャンの講座には過去問集も含まれており、それを使っていたのですが、初学者への配慮のためか、分り易いように問題文を多少変更していました。私としてはそれが嫌で、LECの過去問集に切り替えました。
金額 : 5,670円(内訳 : 2,835円×2)
4.条文別問題集
IDEから出版されている条文別の問題集もひと通り買いましたが、余り使いませんでした。
金額 : 11,140円
内訳
労基・安衛 845円×2
労災・雇用 1,365円×2
徴収・労一 840円×2
健保・社一 1,050円×2
国年・厚年 1,470円×2
5.LECのカード形式の問題集
会社へは電車で通勤しており、移動時間に基本的な事項を確認するときに重宝しました。
金額 : 6,720円(内訳 : 労働編 1,785円×2、社会保険編 1,575円×2)
LECの選択式問題集も買いましたが、買っただけです。
金額 : 5,670円(内訳 : 2,835円×2)
7.模擬試験
ユーキャンの模擬試験を受けました。模擬試験は会場で受けた方が良いでしょう。
金額:29,200円
内訳
受験料 12,600円×2
交通費 1,000円×2
昼食代 1,000円×2
8.本試験
これを受けなくては始まりません。2010年と2011年の試験を受けました。
金額:27,000円
内訳
受験料 9,000円×2
写真代 1,500円×2
交通費 2,000円×2
昼食代 1,000円×2
9.事務指定講習
実務経験がありませんので講習を受けることにしました。当初、4日間の講習を受ければ良いと考えていたのですが、事前に4ヶ月の通信教育があると知りませんでした。
金額 : 84,000円
内訳
講習代 70,000円
交通費 2,000円×4
昼食代 1,500円×4
講習には、遠方から来られている方もいて、交通費、ホテル代を考えると、かなりの金額になると思います。
10.登録
事務指定講習が終了し、登録に必要な書類が揃いました。登録にかかった費用は次のとおりです。
登録免許税 30,000円
登録手数料 30,000円
入会金 60,000円
会費(半年分) 35,000円
その他、政治連盟の会費などもありますが、省きます。開業で登録すると、入会金は倍ぐらいの金額になります。入会金と会費は県によってことなるようです。
今後、会費や書籍などの購入費用が継続的に発生します。現時点では、支払った費用を回収する目処は立っていませんが、法改正が多い分野でもあるため、知識を最新の状態にするためには登録は欠かせないと思います。